冨田るき 初優勝で五輪初出場に大前進 姉・せなは3位「何回も超せるように」

[ 2022年1月10日 05:30 ]

スノーボードW杯 ( 2022年1月8日    米カリフォルニア州マンモスマウンテン )

ハーフパイプ女子で優勝した冨田るき(左)と3位で姉の冨田せな
Photo By 共同

 ハーフパイプ女子は冨田るき(20=チームJWSC)が89・40点でW杯初優勝した。姉の冨田せな(22=アルビレックス新潟)も3位に入った。

 冨田るきは平昌に出場した姉・せなに続く五輪初出場に大きく前進し「悔し泣きをしていたときもいっぱいあるが、やっと自分のやりたい滑りができた」とうれし涙をこぼした。

 姉が暫定1位で迎えた2回目。「バックサイド900(進行方向とは逆向きに踏み切る横2回転半技)をしっかりと決めることが目標」との言葉通り、序盤で決めて勢いづいた。姉を上回り、世界選手権を2度制した蔡雪桐(中国)も振り切った。

 「やっと(姉に)勝てたので凄くうれしい。それが1回だけではなく、なりたい」と、目を輝かせた。

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2022年1月10日のニュース