正代、ヒヤリ逆転勝ち　「もっと落ち着いて寄らないと」

大相撲初場所　初日 （ 2022年1月9日    両国国技館 ）

＜大相撲初場所初日＞霧馬山（左）を小手投げで破る正代（撮影・木村　揚輔）
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　大関・正代は冷や汗をかきながらの白星発進となった。攻め込んだ土俵際で霧馬山にもろ差しを許し、逆襲を許す。「最後は思い切って何かやろうと思った」と、左小手投げで相手の勢いをそらして逆転勝ちした。

　「（立ち合いから）押し込むと同時に上体が起きてしまった。もっと落ち着いて寄らないと」。昨年は初場所で11勝して優勝争いに加わったものの、その後は2桁勝利なし。「星を伸ばし、今年のいい流れをつくりたい」と奮闘を誓った。