八村が今季初出場 通算106試合目で初めてベンチから登場 今季初得点はフリースロー

[ 2022年1月10日 08:37 ]

今季初出場を果たしたウィザーズの八村(AP)
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 NBAウィザーズの八村塁(23)が9日に敵地オーランド(フロリダ州)で行われたマジック戦で今季初出場。12月下旬復帰の予定が新型コロナウイルス感染防止のための健康安全プロトコルの対象となって年明けにずれこんでいたが、チームの今季40戦目で戦列に戻り、13―8で迎えた第2Qの5分30秒、デニ・アブディヤ(21)とともに、ガードのスペンサー・ディンウィディー(28)とセンターのダニエル・ギャフォード(23)に代わってコートに登場した。

 最初に放ったシュートはコートに入ってから2分11秒後。左コーナーから3点シュートを試みたがこれはリングに嫌われた。このあとマジックのティム・フレイジャー(31)が外した3点シュートをキープして初のリバウンドを記録したが、このクオーターの残り1分55秒にベンチに下がり、第1Qのプレータイムは4分35秒で出場時間帯のチームスコアはマイナス9だった。

 第2Qは3分15秒から出場。右サイドからゴール下にもぐりこんだ際にテレンス・ロス(30)の反則を誘い、これで得たフリースローの2本目を決め、これが今季の初得点となった。

 NBA3季目は昨季まで全105試合に先発していたが、今季は同じポジションでレイカーズから移籍してきたカイル・クーズマ(26)が37試合に出場して14・9得点、8・4リバウンドと活躍。復帰初戦はベンチからのスタートとなった。

 対戦相手のマジックは7勝33敗でリーグ全体の最下位。この日を迎えるまで8連敗と低迷を続けている。ウィザーズは19勝20敗。開幕直後は東地区全体の首位に立ったこともあったが、昨年12月以降は6勝12敗で、7日のブルズ戦に敗れたところで勝率が今季初めて5割を切っている。

 なおウィザーズは11日からサンダー戦を皮切りにホームで8連戦。マジックとは12日にも対戦することになっている。

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2022年1月10日のニュース