相模原・安江祥光、母校・帝京大のVに刺激「触発されて勝つことができた」

[ 2022年1月10日 20:56 ]

ラグビーリーグワン2部第1節   相模原25―14花園 ( 2022年1月10日    東京・秩父宮ラグビー場 )

試合後の会見に出席した相模原の安江
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 母校の誇りを胸に、新リーグでの白星発進に貢献した。相模原のゲーム主将で、37歳のフッカー安江祥光(37)は花園戦に80分フル出場。前半17分にトライを奪うなど、攻撃の起点となり、マン・オブ・ザ・マッチに選出された。

 10―0で迎えた前半17分、敵陣右5メートル付近のラックから抜け出してトライ。チームはターンオーバーで試合を有利に進め「やってきた通りのゲームプランだった」と納得の表情だった。

 後輩たちの活躍が刺激となった。安江の母校・帝京大は9日の全国大学選手権決勝で明大を下し、17年度以来、4大会ぶり10度目の優勝。「我々OBも誇りに思う。触発されて勝つことができた」と喜びをプレーで表現した。

 また、帝京大の岩出雅之監督(63)が今年度での退任を発表。安江はチームを通じ「長い間のご尽力、本当にお疲れ様でした」とコメントした。

 この日、37歳は80分間フル出場。「37歳だけど、まだまだ負けられない。まだまだ成長できると感じながらやっている」と気迫を出した。目指すは1部昇格で「ディビジョン2(2部)でも、(1部に)負けていない、いつでも替わることができるくらいの自信を持って戦う準備をしてきた」と語った安江。母校への思いを力に変え、新リーグを戦い抜く。

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2022年1月10日のニュース