三宅星南 インカレ3位から四大陸選手権へ「自分らしく滑りきりたい」

[ 2022年1月6日 20:04 ]

三宅星南(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートの日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)が6日、北海道の帯広市内で第3日目を迎え、男子7、8級クラスの三宅星南(関大)は145・53点で3位だった。フリーの競技のみで順位が争われた。

 冒頭の4回転サルコーで手をついてしまい、トリプルアクセル(3回転半)は2度、回転が抜けた。だが、後半のルッツ―トーループの連続3回転などは着氷して立て直した。

 「2本のアクセルでパンクしてしまったのが…。全日本の後に練習していたところだったので、悔しいです。でも、今日も後半の3本(のジャンプ)は自信を持って跳べた。そこは成長できたところかなと思います」

 昨年末の全日本選手権では、SP、フリーともに4回転サルコーを決めるなど好演技を披露し6位に入った。日本一を決める舞台でつかんだ自信は大きい。

 「SPもフリーも最終組で滑らせてもらって、今までの自分ならリズムをつかめずに終わってしまっていたけど、ちゃんと自分のリズムを持って行動できた。昨年は1年間を通して練習を積めたし、靴や体、トレーニングの面でも勉強した。全日本のSPの前に靴に違和感があって調子が上がらなかったけど、直前の公式練習で靴を調整して、本番に臨んで4回転サルコーも降りられた」

 次はエストニアのタリンで開催される四大陸選手権(1月18日開幕)に出場予定。「点数や順位は考えず、自分らしく滑りきったら結果は付いてくるし、評価してもらえると思う。自分のできることを出し切って、満足して終わりたい」と抱負を語った。

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2022年1月6日のニュース