ラグビー神戸・中 8日は「中家の記念日に」 弟は東海大大阪仰星の俊一朗

[ 2022年1月6日 17:58 ]

中孝祐
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 「1・8」を記念日にする!ラグビー・リーグワンの神戸(旧称神戸製鋼)が6日、神戸市内で報道陣に練習を公開。チーム初戦となる8日の浦安戦で初のメンバー入りを果たしたWTB中孝祐選手(24)が1月8日を特別な日にするため、奮起を誓った。

 「弟の試合は見ているんですけど、頑張っているので良い刺激になる。(8日は)中家の記念日になるようにしたい」

 中の弟・俊一朗は高校ラグビーで決勝に進んだ東海大大阪仰星のCTB。中自身も同校OBで95回大会に花園で優勝を経験した。

 「走り方とかプレースタイルがめっちゃ似ていると言われるんです。運動量があって僕にはない良いところ」と自慢の弟だが、奇しくも決勝戦は同じ8日。「親は(弟の)決勝戦を見に行くだろうけど」と応援に行けない代わりにLINEで激励するつもりだ。

 入団1年目の昨季は「周りがビッグネームばかりで萎縮して本来のプレーができなかった」と公式戦出場なし。同期入団のフッカー松岡をはじめ、他チームでも同学年選手の出場は「悔しさがあった」と唇を噛んだ。

 この1年はフィジカル強化に励み、ベンチプレスはMAX190キロを上げられるまで成長。「体のキレを出せるようにオフシーズンも取り組み、動きやすい」と強靱かつスピーディーな肉体を手に入れた。

 「自分の強みであるフィジカルで、相手のタックルを受けても一発で倒れずにしっかりゲインラインを突破できれば」と中。1月8日、自身の公式戦初出場と弟の優勝を中家全員で祝えるように活躍を誓った。

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2022年1月6日のニュース