現役復帰表明、飛び込み元日本代表・馬淵に聞く「どこまでいけるか楽しみ」寺内からは「頑張ろうね」

[ 2022年1月6日 05:35 ]

飛び込み台をバックにガッツポーズする馬淵(撮影・木村 揚輔)
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 17年8月のユニバーシアードを最後にプールを離れていた飛び込み元日本代表の馬淵優佳(26)が5日までにスポニチ本紙の取材に応じ、現役復帰を表明した。板飛び込みでの24年パリ五輪出場を目標に掲げ、昨年10月から本格的な練習を再開。決断に至った理由や現在のトレーニング状況、今後の青写真などを明かした。

 【馬淵に聞く】

 ――現在の体の状態は?
 「筋力も技術も足りない。うまい選手は自分と体の使い方が全然違う。今は筋力がなくて、板に遊ばれてる感覚がある。練習再開直後はトレーナーさんから“筋力は一般の方より低いぐらい”と言われた。まだアスリートといえる体ではない。(1度目の)現役時代はずっと競技が嫌いだった。今は楽しめているので、どこまでいけるか楽しみ」

 ――引退後はドラマや舞台にも出演。本格的に女優業に取り組む選択肢もあった。
 「ドラマの撮影現場はカメラが回った瞬間にガラッと空気が変わる。プロ意識が高くアスリートに似ていて、刺激を受けました」

 ――父で飛び込み日本代表コーチの崇英氏(58)や幼少時代からよく知る6度の五輪出場を誇る寺内健(41)の反応は?
 「父は寝耳に水という感じで最初は“え?”という反応でしたが、今は応援してくれている。寺内選手は一度引退しているので共通点がある。“2回目の競技人生は楽しい気持ちが強くなるので、頑張ろうね”と言ってくれました」

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