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東福岡 5大会連続“準決勝の壁”、高校日本代表候補10人など擁する“黄金世代”でも越えられず

[ 2022年1月6日 05:30 ]

第101回全国高校ラグビー大会 準決勝   東福岡22-42東海大大阪仰星 ( 2022年1月5日    花園ラグビー場 )

<東海大大阪仰星・東福岡>決勝進出を逃して涙の東福岡フィフティーン(撮影・大森 寛明)
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 準決勝2試合が行われ、東福岡は東海大大阪仰星(大阪第2)に22―42で敗れた。ベスト4で涙をのんだのは5大会連続。またしても“1月5日の壁”が立ちふさがった。幸先よく2トライを奪ってリードしたが、ミスから崩れ選抜大会との2冠も逃した。

 東福岡は4大会連続ではね返されてきた準決勝の壁を、高校日本代表候補10人、U―20日本代表候補3人を擁する“黄金世代”でも越えられなかった。ノーサイドの笛が鳴ると、5大会連続の準決勝敗退に、涙をこぼす選手の姿があった。フランカーの八尋主将は「負けて悔しい。スコアで相手の心を折っていこうと思っていたけど、逆にそれをされてしまった」と肩を落とした。

 ゲームの入りは、この試合に懸ける思いが存分に伝わってきた。テンポのいいパス回しから開始24秒にFB石原が先制トライ。5分には右ラインアウトからフッカー西野がトライを決めた。しかし、前半28分にキックをチャージされ逆転トライを許すと、後半は得意の接点の部分で優位に立てず、流れを失った。

 コンバージョンキック6本全てを決めた相手に比べ、東福岡は4本中1本。PGを外すなどキックでも明暗が分かれた。U―20日本代表候補、高校日本代表候補のSO楢本は「決勝に行くのは簡単ではないと強く感じました」とうなだれた。

 八尋、楢本ら3年生の多くは中学3年時に福岡県代表選抜に選出され、日本一に輝いた黄金世代だ。スローガンに「MUST覚悟」を掲げ、選抜大会を5大会ぶりに制覇。好発進だった。15人制で負けを喫したのは練習試合の一度だけという常勝軍団が敗れた。藤田雄一郎監督は「このチームでさえ(ベスト4を)乗り越えさせてあげられなかった。自分の力不足です」と厳しい表情で責任を負った。

 それでも9大会連続ベスト4以上は前人未到の成績だ。八尋主将は後輩に「ベスト4の壁をまず越えて、優勝という大きな目標に向かって日々どんどん進んでいってほしい」と言葉を残し、花園を後にした。

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