村元、高橋組 恩師2人がリンクサイド「懐かしい、心強い、新鮮な感じ」全日本選手権公式練習

[ 2021年12月22日 12:43 ]

<全日本フィギュア公式練習>公式練習に臨む村元哉中・高橋大輔組(撮影・小海途 良幹)
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 北京五輪代表最終選考会を兼ねるフィギュアスケート全日本選手権(23日開幕)の公式練習が22日、さいたまスーパーアリーナで行われ、アイスダンスの村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)が調整した。

 曲かけではリズムダンス(RD)の「ソーラン節&琴」を流し、本番と同じ衣装でステップやスピンなどを確認。練習後のオンライン取材で「大きな目標として、この全日本に向けてやってきた。楽しみながらやっていきたい」と高橋は抱負を語った。

 新型コロナウイルスの新変異株の拡大による水際対策強化で拠点の米国からコーチ陣が来られなくなり、村元と高橋のリクエストからシングル時代の指導者である長光歌子コーチ、浜田美栄コーチがリンクサイドに立つことになった。この日の練習から恩師2人と再タッグを組み、コミュニケーションを図りながら調整した。

 村元「浜田先生と長光先生に立っていただける。マリーナ(・ズエワ)コーチが来られない状況で、リモートでやろうと思っていたけど、誰かがリンクサイドに立ってほしいなと話していた」

 高橋「(リンクサイドに立つことを2人が)喜んでくれたので、凄くうれしかった。懐かしい感じや心強い感じ、新鮮な感じ。不思議な感じです。思い出深い全日本になると思います」

 練習では、オンラインでズエワコーチともつなぎ細やかな指導を受けた。多くの支えを受け、最高の演技を披露する。

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