“女王”福士加代子 来月1月での引退を表明 「いろいろありすぎておもしろい競技生活でした」

[ 2021年12月22日 15:05 ]

福士加代子
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 陸上女子長距離で、2004年アテネ大会から五輪に4大会連続出場した福士加代子(39)が、来月1月をもって現役引退する意向を表明した。

 所属するワコール女子陸上部がホームページ上で「福士加代子から大切なお知らせ」として「弊社所属の福士加代子選手が、2022年1月16日皇后盃第40回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会と、2022年1月30日2022大阪ハーフマラソンの2レースを最後に、第一線を退く事をここにご報告いたします」と発表したもの。女子長距離界で長く“女王”と呼ばれた福士も、ついに現役を退くことになった。

 福士は、同ホームページ上に、コメントを掲載した。

 【福士のコメント】
 「来たる2022年1月30日(日)大阪ハーフマラソンを最後に第一線を退くことをここに報告いたします。ワコール陸上部員として22年間、私は、走ることに夢中でしたっ!!社員の皆さんを始め、たくさんの人との出会いのおかげで、毎日刺激をもらい、触れ合い、じゃれ合い、いっぱい泣いて、いっぱい笑って、いっぱい叫んで…。本当、毎日いろいろありすぎておもしろい競技生活でしたっ!!これまでたっくさんの応援・ご支援をしていただき本当に心から感謝しております。どうもありがとうございましたっ!!あと2つのレースを今までと変わらず、全力で楽しんで走りたいと思いますので、福士加代子をまた応援して下さい。引き続き、よろしくお願い致します。
 2021年12月22日(水)ワコール女子陸上競技部 福士加代子」

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