高橋大輔「自分たちのベストを」一問一答

[ 2021年12月22日 13:01 ]

<全日本フィギュア公式練習>笑顔を見せる村元哉中・高橋大輔組(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートの北京五輪代表最終選考会となる全日本選手権は23日、さいたまスーパーアリーナで開幕する。

 22日は会場で公式練習が行われ、アイスダンスの村元哉中・高橋大輔(関大KFSC)組が調整。練習後にオンライン取材に応じた。

 ――明日からいよいよ全日本。現在の心境は。

 村元「今シーズン、NHK杯とワルシャワを終えて、凄い両試合とも凄い自信を得られる試合になってからの、この全日本なので、状況は一番ベストな状況ではなかったけど。先生も来られなかったりとか。でも、今できることをしっかり、自信をもってやって、今日、さいたまスーパーアリーナを全体的に見て、凄いワクワクじゃないですけど、やっと始まるんだなという感じで、凄いワクワク感が強いです」

 高橋「コロナの関係で、コーチが来られなかったりとか、練習もリモートでやりながらだったりだったんですけど、なかなか大変な状況の中でしたけど、滑ることができたので、それが凄く感謝して、この全日本まで、元々全日本が滑られないかもしれないという状況の中で、練習だけでもできたっていうことが凄く良かったなっていうのと。この全日本、大きな目標の中で、この全日本に向けて頑張ってきたので、明日から凄い急に始まる感じがするけど、精一杯、この全日本っていうのを楽しみながら、全力でやっていきたいなと思います」

 ――北京五輪の最終選考会にもなる。北京への思いは。

 高橋「北京オリンピックの選考会っていうのは、もちろん頭の中にはあるんですけど、その前に自分たちのベストを尽くさないと、そういったところにもいけないのは明確なので。そこを考えるより、自分たちのベストなパフォーマンスでやったものを目指してやって、おのずと結果がついてきてくれたらいいなと思います」

 村元「まったく同じなんですけど、自分たちができることを、今100%以上出さないといけない状況なので、もちろん頭には入れてるんですけど、それよりかは自分たちの演技に集中して、何よりこの瞬間を楽しみたいなっていうふうに思ってます。そして、今回、先生、マリーナコーチが来られなかったので、シングル時代にお世話になった浜田先生と長光先生に、恩師と言ってもいいのかな、立っていただけるので、本当に感謝の気持を込めながら」

 ――今回、浜田先生と長光先生がリンクサイドに立つことになった経緯は。

 村元「マリーナコーチが来られないっていう状況で、元々来られなくてもリモートでやろうとは思っていたけど、やはり、なんか、こう、誰かリンクサイドに立ってほしいなという話はしてて。で、もし、来られなかったら、フロリダの練習で行っている間にちょっと話しながら『もし、先生が来られなかったら、どうしよう』って。冗談半分じゃないですけど、『浜田先生と長光先生に立ってもらえるかな』っていう軽い話から始まったんですけど。実際、マリーナが来られないってなった時に、真剣に『どうしよう』って話になって。『先生たちに立っていただけるなら、お願いしたいな』ってかたちで、すぐ先生たちに連絡をして。『ぜひ、協力します』っていう感じでいただいて」

 高橋「なんか、喜んでくれて。立ってくれることを喜んでくれたので凄くうれしかったですし。なんかね、ちょっと懐かしい感じだったり、心強い感じだったり、新たな新鮮な感じだったり、凄い、なんか不思議な感じです」

 ――客席から見ていると、マリーナ先生とつないでいたんじゃないかなって見えた。実際、どのような話があったのか。公式練習の場でリモートはどうだった?

 村元「マリーナコーチとは、事前に練習の時から、公式練習はこれをやって、これをやってってこう、プランがあって。それに沿ってやっていっているので、あまりどうしようっていう感じはなく、『もし何かあれば、私のところに来てね』みたいなくらいなので特に問題はなかった。ただちょっと言った時に声が聞こえなかったっていうのがあったんですけど。自分たちで何をやらないといけないかっていうのは分かっているので、マリーナもたぶん信頼してくれて。よく言われるのが、プーマのように滑ってって」

 高橋「自分たちの練習の様子をチェックするというか。注意されるのも一言、二言くらいで」

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