紀平梨花、全日本選手権欠場が正式発表 北京五輪代表入り消滅

[ 2021年12月22日 12:04 ]

紀平梨花
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 フィギュアスケート女子の紀平梨花(トヨタ自動車)が、23日開幕の全日本選手権を欠場することが22日、日本スケート連盟から正式に発表された。

 紀平は右足首を痛めてグランプリ(GP)シリーズのスケートカナダとNHK杯を欠場。全日本欠場の理由は「右距骨疲労骨折」で、右足関節痛が続くため、安静・加療を要するとした。

 紀平は日本スケート連盟を通じ、「この度、7月に発覚していた右足の距骨疲労骨折の回復が遅れ、全日本選手権を欠場することを決めました。少しでも早く氷上での元気な姿を見て頂けるよう、今は治療に専念することに致します。この様な状況の中、皆様の温かいメッセージは心の支えになっています。本当にありがとうございます」とコメントを発表した。

 全日本は22年北京五輪の代表最終選考会を兼ねており、出場枠が3の女子は優勝選手らが選ばれる。紀平は世界ランクで選考対象となるが、全日本への参加は必須。故障などで欠場した場合、過去に世界選手権3位以内の実績があれば代表入りの可能性はあったが、紀平はこの実績がなく、五輪代表入りは消滅した。

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2021年12月22日のニュース