宇野昌磨「自分から逃げるような演技はしない」 4日前に負傷も影響なし

[ 2021年12月22日 16:31 ]

<全日本フィギュア公式練習>練習する宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートの北京五輪代表最終選考会となる全日本選手権は23日、さいたまスーパーアリーナで開幕する。

 22日は会場で公式練習が行われ、男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)が調整。曲かけではSP曲を流しながら動きを確認し、4回転トーループは着氷、トリプルアクセル(3回転半)は着地でこらえた。

 18日の練習中に右足首をひねって負傷。この日までジャンプを跳んでいなかったが「(跳んでみて)ほぼ痛みはなかった。ジャンプはいつも通りのジャンプが戻っていたし、それをどれだけ組み込めるか」と語った。2大会連続の出場が懸かる北京五輪への抱負を問われると、言葉に力を込めた。

 「日本のレベルは凄く高い。いろんな基準があって、その基準を一つでも多く満たすために努力してきた。これが最終選考で、過程では一番大切なもの(試合)だと考えているけど、この試合でまとめにいくようなことはせずに。自分から逃げてしまうような演技はしない。それは心がけたい」

 男子のSPは24日、フリーは26日に行われる。

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