河辺愛菜、SP、フリーともトリプルアクセル投入「強い気持ちで」練習で1本着氷

＜全日本フィギュア公式練習＞練習する河辺愛菜（撮影・小海途　良幹）
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　フィギュアスケートの北京五輪代表最終選考会となる全日本選手権は23日、さいたまスーパーアリーナで開幕する。

　22日は会場で公式練習が行われ、女子の河辺愛菜（木下アカデミー）が練習後にオンライン取材に応じた。曲かけでは冒頭のアクセルで転倒したが、練習終盤にトリプルアクセル（3回転半）を着氷。「調子自体は悪くない。曲かけで失敗したが、落ち着いていければ」と話した。アクセルは、踏み切りの角度を動画を撮って確認したという。

　11月のNHK杯ではトリプルアクセルを決めて準優勝。その大技が、五輪代表への突破口となる。「ショート、フリー1本ずつ挑戦する」と語り「思い切ってやるのを大事にして、ショートフリーとも強い気持ちで挑めたら」と意気込んだ。女子のSPは23日、フリーは25日に行われる。