樋口新葉「緊張と楽しみ半分半分」練習でトリプルアクセル3度着氷

[ 2021年12月22日 13:53 ]

<全日本フィギュア公式練習>練習する樋口新葉(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートの北京五輪代表最終選考会となる全日本選手権は23日、さいたまスーパーアリーナで開幕する。

 22日は会場で公式練習が行われ、女子の樋口新葉(明大)が練習後にオンライン取材に応じた。練習ではフリー「ライオンキング」の曲かけ冒頭の大技トリプルアクセル(3回転半)を鮮やかに決め、その後も2度着氷。計3度決め「氷もきれいだし、暖かいリンクで体も動きやすくて、集中してやりたいと思った」と振り返った。

 平昌五輪の最終選考会だった4年前の17年は、有力候補ながら全日本4位で落選。その悔しさをぶつける舞台が目の前にある。「緊張と楽しみが半分半分くらい」と語る。SPはトリプルアクセルを回避する予定。「(SPは)単純にリスクが大きすぎる。2Aで完璧に決めて安定した点数を出せれば」とし「緊張はするんですが、あまり考えずに自分らしくできたら」と語った。SPは23日、フリーは25日に行われる。

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