貴景勝1敗死守 “怒りの速攻”で高安を送り出し 13日目は阿炎と1敗対決「普通にやるだけ」

[ 2021年11月26日 05:30 ]

大相撲九州場所12日目 ( 2021年11月25日    福岡国際センター )

貴景勝(右)が送り出しで高安を下す
Photo By 共同

 大関・貴景勝は、大関経験がある平幕の実力者、高安を送り出して1敗を守った。立ち合いは右で張られ、すぐに左で張り返すなど気迫あふれる内容。13日目は再入幕の阿炎と1敗対決に臨む。全勝の横綱・照ノ富士は関脇・明生を掛け投げで下し単独トップを堅持。2敗はいなくなった。

 痛みがあっても努めて無表情を装うなど、貴景勝は土俵で感情をあまり見せない。この日は土俵下へ送り出した高安に対し、鬼気迫る表情で何か言葉を発した。角界入りが9年余り早い元大関の実力者とはいえ、現大関の自分に対する立ち合いの右張り差しに我慢がならなかった様子だ。すぐに左でフルスイングの張り手を返し、突きまくる。怒りをそのままぶつけたような速攻で料理した。八角理事長(元横綱・北勝海)は「もっと冷静にいった方がいい」と指摘。本人は「相手より自分が何をするか。稽古でやってきたことを出す」と話した。

 13日目は平幕の阿炎と1敗対決。関脇・御嶽海らが3敗に後退し、優勝争いは全勝の照ノ富士を合わせた3人にほぼ絞られており、生き残りを懸けた一番となる。過去の対戦成績は2勝2敗の五分。ともに突き押しが得意だが、相手は自身より13センチも高く、リーチは劣勢。強烈なぶちかましから、中に入りたい。「普通にやるだけ」と繰り返し、静かに闘志を燃やす。

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