無限大の調整が可能!自分好みにカスタマイズできる1W

[ 2021年11月26日 05:30 ]

抜群の飛距離性能を備えた「ソナテックTD―2」
Photo By 提供写真

 アドラージャパンは、米国発の1W「SONARTEC(ソナテック)TD―2」を全国のロイヤルコレクション取扱店で発売している。ボディー、フェースに飛距離性能の高い素材を採用。さらに、ソールの重心角延長線上に装着しているウエートビスや弾道調整機能スリーブなどにより、無限大の調整が可能。自分好みにカスタマイズして最長飛距離を得られる仕様となっている。

 かつてロイヤルコレクションの米国向けブランドとして多くのPGAプレーヤーに愛されたソナテック。新たにパーツ専用ブランドとして生まれ変わってからは、多くの日本人ゴルファーが好むソリッドな打感を重視し、製法にこだわったラインアップを用意してきた。1Wは5年ぶりのリニューアルで、抜群の飛距離性能を備えたモデルとなった。

 「TD」は「Tour Distance」の略。ツアーで活躍するプロゴルファーのような弾道・飛距離を得られることを目的に作られた新設計パーツだ。今回はボディーに6―4チタン、フェースには飛距離性能の高いSP700チタンを採用した。これにより高初速低スピンを実現している。

 さらに注目すべき点が、ソールに装着されている可変式ウエートだ。これはヒール部分ではなく重心角延長線上に配置されていて、1・5~9グラムの6種類のウエートビスにより重心距離の長短を変えられる。また、ヘッド重量は188~198グラムまで調整可能だ。

 アドラージャパン丹波篠山F&Lの久馬茂所長は「可変式ウエートを変更することにより、ヘッドの返り具合や振り心地が調整できます。それによってヘッドスピードに合わせたベストな重量を見つけることができます。ボールのつかまりも調整できるヘッドです」と説明した。

 近年は慣性モーメント(MOI)が大きく深重心設計の1Wが多く見受けられる。MOIがルール上限に近づけば出玉の方向性が良くなり安定したスピン量を生むが、誰しもがこの設計にフィットするわけではない。

 TD―2は、弾道調整スリーブの採用により、ロフト角、ライ角、フェースアングルなども自由に調整できる。久馬所長は「弾道調整スリーブ、可変式ウエート、さらにお好きなシャフトを装着することにより無限大のスペックが可能になります。自分好みの1Wをとことん追求したいシリアスゴルファーにおすすめです」と話す。

 ヘッドに合わせたスイングに変えるのではなく、スイングに合ったヘッドにカスタマイズすることで最長飛距離への近道だ。

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2021年11月26日のニュース