2週連続優勝を狙う渋野日向子が最終調整　初日は笹生と同組「彼女の試合でのゴルフを見るのは楽しみ」

＜TOTOジャンパンC・水曜練習日＞3番、笑顔でティーショットに入る渋野日向子（撮影・井垣　忠夫）
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　女子ゴルフのTOTOジャパンクラシック（スポニチ主催）は4日から4日間、滋賀・瀬田GC北Cで開催される。2週連続優勝を狙う渋野日向子（22＝サントリー）は18ホールの練習ラウンドを行い最終調整した。

　瀬田GCについては「距離も少し長いし、グリーンの傾斜も凄い。グリーン周りのラフ、フェアウエーもティフトンがある感じで難しい」と印象を語り「ここでやりたいゴルフができると、先週と同じようにQT（米ツアー予選会）に向けて励みになるし、自信になると思う。自分のゴルフをしっかりやり切って、それに結果がついてくればいい」と意気込みを語った。

　先週の樋口久子・三菱電機レディースでは最終日の最終ホールで首位に並び、プレーオフでペ・ソンウを下し今季2勝目を挙げた。劇的展開だったこともあり、10月のスタンレー・レディース優勝時よりも周囲の反響は大きかったという。

　初日は今年の全米女子オープンを制した笹生優花（20＝ICTSI）と同組。メジャー覇者同士の対戦となる。「めちゃくちゃ楽しみ。同組にしてもらえるかなと期待もしていたのでうれしい」と豪華なペアリングを歓迎。「彼女の試合でのゴルフを見るのは楽しみ。私より遙か彼方に飛んでいくので、どれくらい置いて行かれるかも見たいし、アイアンショットもどれだけ違いがあるのかを見たい」と米ツアーの看板選手になった後輩のプレーにも興味津々だった。