笹生優花が日本国籍を選択「どちらを選ぼうと日本人でもあるしフィリピン人でもある」

[ 2021年11月3日 11:39 ]

笹生優花(AP)
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 フィリピンとの二重国籍を保持していた女子ゴルフの笹生優花(20=ICTSI)が3日、東京五輪後に日本国籍を選択したことを明らかにした。

 TOTOジャパンクラシック(4日開幕、滋賀・瀬田GC)の前日会見に出席した笹生は「日本の国籍を選んだのは事実です。いずれは日本の国籍を選ぶんだろうなと思っていた。21歳になったら国籍を選ばないといけない日本のルールがあるのは知っていた。五輪があってもなくても決めなくてはいけないと思っていた」と日本国籍を選んだ経緯を説明した。

 8月の東京五輪後に手続きを進めたが、完了した時期については「良く覚えていない。8月中に全部終わったわけではない」と話した。

 笹生は日本人の父とフィリピン人の母を持つ。日本とフィリピンで育ち、両方の国籍を保持していた。東京五輪にはフィリピン代表として出場した。

 笹生は「どちらを選ぼうと日本人でもあるし、フィリピン人でもあう。それは心の中にある」とも話した。

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