【一問一答】渋野日向子が意気込み「面白いゴルファーにもなりたいけど、強いゴルファーにもなりたい」

[ 2021年11月3日 16:50 ]

<TOTOジャンパンC・水曜練習日>3番、リフティングしてボールを拾う渋野日向子(撮影・井垣 忠夫)
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 女子ゴルフのTOTOジャパンクラシック(スポニチ主催)は4日、滋賀・瀬田GCで開幕する。自身初の2週連続優勝の期待がかかる渋野日向子(22=サントリー)は開幕前日の3日、18ホールを回って最終調整した。記者会見での一問一答は以下の通り。

 ――先週の樋口久子・三菱電機レディースの優勝から気持ちは切り替えた?
 「もちろん切り替えて今週に向けて準備をしている」

 ――先週も最終日の18番で追い付いてプレーオフで優勝した。劇的優勝が多い
 「今まで断トツ優勝もないし、抜かれては自分が追い越して、こういうのばかりだから見ている方は面白いしハラハラドキドキしている。強い選手は最初からズバッといくゴルフをしている。面白いゴルファーにもなりたいけど、強いゴルファーにもなりたい。ついていけないくらいの、スタートからそれくらいの勢いがあるゴルフをできるようになりたい」

 ――先週の最終日の後は?
 「その日のうちに岡山(実家)に帰れた。家で練習したり、荷物の準備をしていたら知り合いの方から、でっかいタイが届いたので、潮汁にしたり、皮をあぶって刺し身にしたり、煮たりして食べました」

 ――瀬田GCの印象は?
 「距離も少し長いし、グリーンの傾斜が凄い。スピードは速く感じないけど、傾斜がやばい分パットが難しい。グリーン周りのラフ、フェアウエーにもティフトンがある感じで若干難しさがある」

 ――注意点は?
 「難しいところに外さないような、先週のようなゴルフが今週もできたらいい。乗せたとしても難しいパットが残ることがあるので、そこは仕方ないと考え、割り切ってやっていけたらいい」

 ――瀬田GCで4連覇したアニカ・ソレンスタムはどんな存在?
 「ゴルフの天才というイメージ。今年のANAインスピレーションで姿を拝見したけど、近寄れなかった。今でも勝てる人いるのかな。何十勝もされているし、レベルが違う。神ですね」

 ――ゴルフの調子は?
 「まだいい感触ではないけど、明日になってみないと分からないかな」

 ――2週前のマスターズGCレディースでは「全てが駄目」と言っていた
 「それよりは悪くはない。あれ以上に悪いことはこれからもないんじゃないかと思うくらいひどかった。今は修正しつつやっている。まだまだスイングとか考えながらやっているし(先週は)それが最後までいい感じでできて、ミスが少ないゴルフができたけど、だまだ考えながらやっている」

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