AJPC新シリーズ「AJPC SUPER CUP」開催 初代王者は小林弘和さん

[ 2021年11月3日 05:30 ]

「AJPC SUPER CUP2021」初代王者となった小林弘和さん
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 2007年から14年間にわたって開催を続けるAJPC(全日本ポーカー選手権)の新シリーズ「AJPC SUPER CUP2021」(スポニチ後援)のDAY3、DAY4(ファイナル)が先月30、31日、東京・大崎のサミー本社で行われ、小林弘和さんが優勝して初代王者に輝いた。

 同大会は、2月から全国のAJPCアソシエイトクラブ店舗でサテライトイベントが開催され、2万人以上が参加。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令もあり、何度も日程が延期される中、サテライトイベントを勝ち上がった1603人がDAY1参加権を獲得し、その後313人がDAY2に進出した。

 DAY3には68人が出場し、8人のファイナルテーブル出場枠を目指して、熱いゲームが繰り広げられた。

 初代王者となった小林さんは名古屋を主戦場に、国内外で活躍する有名プレーヤーの1人で、大阪から出場した角田弘太郎さんとのヘッズアップでオールイン勝負を制し、見事優勝した。表彰式で小林さんは「僕はAJPC ASIAN CIRCUITの王者で、賞金ランキングもぶっちぎりの1位です。AJPC SUPER CUPは来年以降も行われると思いますが、我こそはというプレーヤーがいましたら、僕を倒しにきてください」と、初代王者として熱いメッセージとともにあいさつした。

 小林さんには、米国ラスベガスで開催予定のポーカー世界最高峰の大会として知られる「WSOP(ワールド・シリーズ・オブ・ポーカー)」メインシート(1万ドル相当、AJPC SUPER CUP代表プロ契約)のほか、高さ1メートル、重さ9キロの完全オーダーメードで、歴代の優勝者の名前が刻まれる「スーパーカップ」が贈られた。

 惜しくも小林さんに敗れた角田さんは「多くの方が出場した大会で、あと1人倒せば優勝というところまで行ったのに、悔しいですね。あと一歩届かずって感じで、まだ優勝の器ではなかったってことでしょうかね」と、悔しさをにじませた。準優勝となった角田さんには50万円分の海外遠征補助費(AJPC SUPER CUP代表プロ契約)と、AJPC ASIAN CIRCUITメインシートが贈られた。

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