鍵山優真、4回転ループ着氷乱れも手応え「予想よりもうまくいった」

[ 2021年10月2日 15:54 ]

フィギュアスケート関東選手権第2日 ( 2021年10月2日    アクアリンクちば )

今年8月のげんさんサマーカップ男子フリーで華麗な演技を見せた鍵山(撮影・長久保 豊)
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 男子で昨季の世界選手権銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ)がフリーで167・39点をマークし、合計261・90点で優勝した。

 「グラディエーター」に乗ったフリー冒頭、実戦で初めて4回転ループにアタック。着氷がやや乱れてクオーター判定だったが、「ループは手応えを感じている。予想よりもうまくいった方だと思う」と振り返った。この日の6分間練習では着氷したものの、それ以前は7月のドリーム・オン・アイスの練習時に降りたのが最後だったという。

 他の4回転はサルコーが2回転となり、トーループは2度きっちり成功。ラストのトリプルアクセルは1回転半となり、「後半のアクセルは体力的なところがあって」と分析し、「練習で100%出せても試合だと、緊張とかもあって100%は出せない。もっと追い込むべきだった。100じゃなくて120%を練習で出さないといけない」と話した。

 次戦は22年北京五輪のテスト大会、アジアンオープントロフィー(15日に男子SP、16日に同フリー)となる。「SPもフリーもいい演技が目標だけど、会場の雰囲気を感じながら、楽しむことを忘れずに集中して頑張りたい」と闘志を高めた。

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2021年10月2日のニュース