大阪エヴェッサ 本拠での開幕戦、接戦制し白星スタート 移籍したての地元出身・竹内譲次「血が騒いだ」

[ 2021年10月2日 18:45 ]

Bリーグ21―22シーズン第1節   エヴェッサ大阪70―67シーホース三河 ( 2021年10月2日    おおきにアリーナ舞洲 )

マン・オブ・ザ・ゲームに選ばれた大阪エヴェッサ・竹内がテレビカメラにサイン
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 大阪エヴェッサが本拠地での開幕戦に臨み、接戦を制して白星スタートを飾った。

 第4Q残り14・3秒。大阪がディージェイ・ニュービルのシュートで69―67とリードした場面だった。時間的に三河の得点チャンスは十分に残っていた。最悪はスリーポイントを決められること。それも意識した上でディフェンスに集中していると、シュートが外れたリバウンドが竹内譲次の近くにこぼれた。「とっさに反応出来たのはよかったと思います。残り時間は見ている余裕はなかったですね」。がっちりとボールを確保すると、三河のファウルを誘った。フリースローは1本目を外し、「2本目はリングに当てて外すつもりだった」のが入りチーム70点目。ただ、時間が0・2秒残ってしまったため、最後の最後まで気を抜くことはできなかった。

 「60分の1の試合なんですけど、開幕戦勝つか勝たないかで縁起というか、すいうったものも違いますし、チームとしてもスタートダッシュという意味で開幕戦を取ることが流れを呼ぶと思っていたので、きょう勝ててすごくうれしく思っています」

 アルバルク東京から移籍1年目。大阪府吹田市出身で「大阪のブースターの応援に血が騒ぎました」と地元でのプレーに興奮も覚えていた。

 得点は最後のフリースローでの1ポイントのみ。それでも、2メートル7の長身を活かし、チームNo.1の14リバウンドでマン・オブ・ザ・ゲームに選ばれた。

 なお試合は、開催会場の収容人数の上限50%(2967人)以下で行われた。

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