あるぞ今秋の代表デビュー“日本最高峰ロック”身長2メートル2のディアンズが合宿参加へ

[ 2021年9月21日 12:32 ]

流通経大柏時代のワーナー・ディアンズ
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 日本ラグビー協会は21日、この秋にオーストラリア戦などテストマッチ4試合を控える日本代表候補39人を発表し、フランカーのリーチ・マイケル(32=東芝ブレイブルーパス東京)、SO田村優(32=横浜キヤノンイーグルス)らが選出された。また、将来代表に選出される可能性のある高いポテンシャルを持った人材であるナショナルデベロップメントスコッド(NDS)も5人が発表され、千葉・流通経大柏高から大学を経由せずに今年4月に東芝ブレイブルーパス東京に入団したワーナー・ディアンズ(19)らが選ばれた。

 ニュージーランド出身のディアンズは身長2メートル2、体重122キロの大器。4歳でラグビーを始めると、NECのコーチに就任したグラント氏と共に中2で来日。以後は日本でラグビーに取り組み、昨年度は花園でも活躍した。オンラインで会見に臨んだ男子15人制強化責任者の藤井雄一郎ディレクターは「ワーナーはサイズがある選手。日本人にも代表の中にもいない(サイズ)。早い時期に招集して、いろんな経験をしてもらいたい」と期待。今月29日に始まる宮崎合宿でのパフォーマンス次第では正規の代表に昇格する可能性もあり、藤井氏も「その辺は(可能性を)伝えてある」と話した。

 他には東福岡高からパナソニック(現埼玉パナソニックワイルドナイツ)に直接入団し、5月まで行われたトップリーグでも活躍したフランカーの福井翔太(21)、大卒2年目ながら今季から所属のリコーブラックラムズ東京で主将を務めるフッカー武井日向(24)もNDS入り。将来と言わず、この秋の初キャップ獲得へチャレンジすることになる。

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2021年9月21日のニュース