シドニー郊外の公園が「屋外ジム」に変身 ロックダウンの影響でトレーニング方法に変化

[ 2021年9月21日 09:51 ]

「アウトドア・ジム」となったシドニー郊外の公園(AP)
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 オーストラリアのシドニーは新型コロナウイルス感染拡大の影響で6月からロックダウン(都市封鎖)が続いているが、同市東部のラッシュカッターズ・ベイにあるレッグ・バートリー公園が“屋外ジム”となって賑わっている。

 AP通信が報じているもので、現在閉鎖中の室内ジムとは違って公園でのトレーニングは自由。コロナ禍ではリモート指導を受けて自宅でトレーニングを続ける人が多かったが、“公園トレ”は犬を散歩させながら汗を流せることもあって人気を呼んでいる。

 トレーナーを務めているマット・クックさんによれば参加希望者はリモート・ミーティングに参加してもらい、そこでクックさんらが“顧客”を選ぶシステム。クックさんは午前5時に公園に機材を運び、そこでを指導するという日々を続けている。

 ただしワクチン接種率の上昇もあってロックダウンは9月末までには解除される見込み。クックさんは「みんな室内ジムに戻れるので喜んでいる。屋外はいいんだけれど、天気という問題もあるからね」と語っており、ロックダウンが生み出した“公園の熱気”は、まもなくピリオドを打ちそうだ。 

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