遼 30歳の決断!米ツアー再挑戦 最短22年復帰目指し下部予選会からはい上がる

[ 2021年9月21日 05:30 ]

石川遼
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 男子ゴルフの石川遼(30=CASIO)が米下部ツアー「コーンフェリー・ツアー」の来季出場権を懸けた予選会に挑戦することが20日、分かった。10月に開催される2次予選会にエントリーした。米ツアーでは予選会が実施されておらず、米下部ツアーが米ツアーへの登竜門となっている。石川は11月の最終予選会で出場権を獲得すれば、22年1月開幕の米下部ツアーに参戦。最短で22年秋からの米ツアー復帰を目指す。

 石川が22年の米下部ツアー出場権獲得を目指し予選会に挑戦する。20年全米オープンで予選通過した石川は1次予選会を免除されるため10月19~22日にカリフォルニア州で行われる2次予選会にエントリーした。ブリヂストン・オープン(10月7~10日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C)出場後に渡米する予定だ。

 ただし10月12日時点で、現在9位の日本ツアーの賞金ランキングで5位以内に入れば2次も免除となり、最終予選会(11月4~7日、ジョージア州)から参戦する。2次、最終は72ホールのストロークプレーで争われ、最終予選会で40位以内に入れば成績に応じて出場権が付与される。

 来季の米下部ツアーは22年1~9月に26試合が開催される。レギュラーシーズン23試合のポイントランキングで25位以内に入るか、75位以内が出場する米下部ツアーファイナルズ(入れ替え戦)3試合で上位25人(有資格者を除く)に入れば22~23年シーズンの米ツアー出場権を得る。

 米ツアーは予選会が廃止され、スポット参戦した試合で優勝するなど特別なケースを除けば、基本的に米ツアー、米下部ツアー以外の選手が翌シーズンの出場権を獲得することができない。石川も下積みを覚悟で臨む。

 石川は13年から米ツアーに本格参戦したものの、腰痛に苦しむなど勝利のないまま17年にシードを失った。18年からは主戦場を日本に移し、翌19年には日本プロ選手権など3勝を挙げ賞金ランキング3位に入った。

 しかし、米ツアーへの思いが消えることはなかった。さらなる進化を見据え、昨年からは再現性の高いスイングの習得、肉体改造に取り組んだ。昨秋も予選会受験を模索しながらコロナ禍で断念した経緯がある。ライバル松山英樹のマスターズ優勝にも刺激を受けた。今月17日に30歳になった石川が再び世界最高峰の舞台に挑む。

 ▽石川の米ツアー参戦VTR 12年3月に推薦出場したプエルトリコ・オープンで2位に入り、シーズンの獲得賞金額が前年の賞金ランキング150位の金額を上回り、出場試合数の制限がなくなる特別一時会員(スペシャル・テンポラリー・メンバー)の資格を取得。その後も賞金を加算し、賞金ランキング125位相当額の条件もクリア。翌13年のシード権を獲得した。

 ▽米下部ツアー出身選手 メジャー2勝を誇るザック・ジョンソンは03年に参戦し、同年2勝して賞金王になり04年から米ツアーのシード権を獲得した。16年全米プロ選手権覇者ジミー・ウォーカーは04年の賞金王。日本選手では今田竜二が04年に賞金ランキング3位に入り05年の米ツアーのシード権を獲得。08年に米ツアー初優勝を飾った。

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