SH流は2年ぶりの復帰 ラグビー日本代表候補39人発表

[ 2021年9月21日 12:15 ]

SH流大
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 日本ラグビー協会は21日、この秋にオーストラリア戦などテストマッチ4試合を控える日本代表候補39人を発表し、フランカーのリーチ・マイケル(32=東芝ブレイブルーパス東京)、SO田村優(32=横浜キヤノンイーグルス)らが選出された。

 6、7月の代表メンバー以外からは、19年W杯で全5試合に先発出場したSH流大(29=東京サントリーサンゴリアス)がW杯以来の選出を果たした。5月まで行われた最後のトップリーグでも主力SHとして高いパフォーマンスを発揮した流だが、心身のリフレッシュを図るために春の代表入りは辞退。23年W杯フランス大会を2年後に控える中、丸2年ぶりに代表に帰ってくることになった。

 オンラインで会見を行った男子15人制強化責任者の藤井雄一郎ディレクターは「トップリーグが大変で、体調管理やモチベーション維持を含めて冷却期間が必要だった」と経緯を説明。W杯後も継続的にコミュニケーションを図り、復帰のタイミングを探っていたことを明かした。

 スクラムハーフは流のチームの後輩に当たる斎藤直人(24)が春の2試合で活躍して台頭。今回は流、斎藤を含めて4人が選出されており、激しいポジション争いが繰り広げられそうだ。

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2021年9月21日のニュース