フィギュア、北京五輪テスト大会に選手派遣の方針 スケート理事会

[ 2021年9月1日 15:40 ]

 日本スケート連盟の理事会が1日に都内で行われ、来年2月の北京五輪のテスト大会を兼ねるフィギュアのアジアンオープントロフィー(10月13~17日、北京)へ選手派遣を行う方針であることが報告された。開催可否については北京五輪の組織委員会が検討中だが、五輪本大会に向けての予行演習への出場を希望している選手もいるという。伊東秀仁フィギュア委員長は「あくまで軸足は(その後に開催される)グランプリシリーズ」と説明し、出入国時の隔離措置の状況次第では同大会への派遣を見送る可能性もある。

 チャレンジャーシリーズについてはロンバルディア杯とオータムクラシックの選手派遣中止を決定し、それ以外は現状で派遣中止はしていないという。ジュニアグランプリシリーズについては派遣中止が決まった。また、オータムクラシックに出場予定だった女子の宮原知子(木下グループ)は国内で練習するため出場を辞退したことが報告された。

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2021年9月1日のニュース