車いすバスケ男子日本代表 史上初の4強進出!鳥海がダブルダブルの活躍、途中出場の香西が20得点

[ 2021年9月1日 22:22 ]

東京パラリンピック第9日・車いすバスケ男子準々決勝   日本61―55オーストラリア ( 2021年9月1日    有明アリーナ )

<準々決勝 日本・オーストラリア>第3クオーター、倒れ込みながらシュートを決めガッツポーズの鳥海 (撮影・光山 貴大)
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 車いすバスケットボール日本男子は準々決勝で強豪オーストラリアと対戦し、61―55で勝利して史上初のベスト4進出を決めた。若きエース鳥海連志(22)が15得点12リバウンドのダブルダブルの活躍を見せ、第2クォーターから途中出場した香西宏昭(33)もチームトップの20得点を奪った。

 日本は予選リーグ4勝1敗で終え、グループ2位で準々決勝進出。史上初のベスト4入りへ準々決勝は2018年の世界選手権で3位だった強豪オーストラリアと対戦した。第1クォーターは鳥海がチーム最初の2ポイントシュートを含む6得点の活躍を見せて14―14。第2クォーターは途中出場の香西がチーム最初の3ポイントシュートを決めるなど14得点の活躍で一気にリードを広げ、35ー30と5点リードで前半を折り返した。

 第3クォーターはなかなか得点が奪えない中で残り6分45秒に藤本怜央(37)が2ポイントシュートを決める。その後、得点を重ねて47―39とリードを広げた。第4クォーターは一時2点差まで迫られたが61―55とリードを守り切って日本が史上初の準決勝進出を決めた。

 日本は3日の準決勝で英国と対戦する。 

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