ゴールボール女子、イスラエル下し準決勝進出! 萩原が全4得点「自信につながる」

[ 2021年9月1日 16:28 ]

東京パラリンピック第9日 ゴールボール決勝トーナメント   日本4―1イスラエル ( 2021年9月1日    千葉・幕張メッセ )

<女子準々決勝 日本・イスラエル>準決勝進出を決め、涙の萩原(撮影・光山 貴大)
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 女子準々決勝が行われ、世界ランキング5位の日本は、同8位のイスラエルを4―1で下し、4強入りを果たした。萩原紀佳(20=国立障害者リハビリテーションセンター)が全4得点の活躍。12年ロンドン大会以来の金メダル奪回へ、まずは2日にトルコとの準決勝に挑む。

 点取り屋が存在感を放った。前半4分、萩原が勢い良く投じたボールがネットを揺らし先制。その後も3点を奪い、流れを引き寄せ「うれしかった。自信につながる」と安どの表情を見せた。

 萩原は1年の延期による再選考からはい上がった新戦力だ。この得点力には、市川喬一総監督も「選んだ理由」と納得の表情を見せた。次戦は、16年リオ大会優勝のトルコ。1次リーグ初戦では1―7で敗れているが、臆することはない。萩原は「しっかり、リベンジして決勝に進みたい」と見据えた。

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