杉村の金メダルに沸くボッチャ 解説の「ビッタビタ」連呼が大反響 「耳に残って離れない」

[ 2021年9月1日 19:49 ]

東京パラリンピック第9日 ボッチャ個人(脳性まひBC2)   杉村英孝5-0ワッチャラポン ( 2021年9月1日    有明体操競技場 )

杉村英孝(撮影・木村 揚輔)
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 ボッチャ個人(脳性まひBC2)決勝が1日行われ、杉村英孝(39=伊豆介護センター)は、16年リオ王者で大会連覇を狙ったワッチャラポン・ウォンサ(タイ)を5─0で下し、金メダルを獲得した。ボッチャ個人種目では日本勢では初のメダル獲得となった。

 SNS上では中継したNHKの解説を務めた新井大基氏が連呼した「ビッタビタ」に大きな注目が集まった。杉村がジャックボール(目標球)にピタリと寄せる絶妙ショットをするたびに「ビッタビタにきましたね」「ビタチャンスですね」などと言葉が出た。新井氏は愛知県出身で名城大時代は野球をやっていたが、大学卒業後に日本ボッチャ協会のスタッフになった。

 「ビッタビタ」は東京五輪スケートボードの解説を務めた瀬尻稜氏が「ゴン攻め」とともに「ビッタビタ」と話して話題になったが、新井氏は杉村の試合の解説で何度も披露。決勝でも何度もそのフレーズを口にしたその姿は変わらなかった。

 SNS上では「ビッタビタが耳に残って離れない」「ボッチャを初めて見たが、ビッタビタは杉村選手の凄さを端的に言い表している言葉」などの声が。さらに新井氏が「ビッタビタのナイスな髪型でテレビに出ている」などの声も出ていた。

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