新十両北青鵬コロナ感染 同部屋の白鵬ら秋場所全休も

[ 2021年9月1日 18:23 ]

 日本相撲協会は1日、西十両12枚目の北青鵬(19)=本名アリューナー・ダワーニンジ、北海道出身、宮城野部屋=が新型コロナウイルスに感染したと発表した。芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、横綱白鵬らが所属する宮城野部屋の他の力士らの検査結果は2日以降に判明する見込み。

 大相撲秋場所は12日に東京・両国国技館で初日を迎える。同協会はこれまで、本場所初日まで2週間を切った時点で陽性者が確認された部屋について、感染拡大防止のため全力士を全休とした。今回も同様の措置となる可能性がある。秋場所への見通しについて、芝田山部長は「他の者が順次感染していたら、非常に厳しい状況にはなる」と説明した。

 モンゴル生まれの北青鵬は今場所が新十両で、初土俵から所要8場所のスピード昇進を果たした大器。同部長によると、1日に風邪の症状を訴えて陽性が確認された。

 幕内石浦や十両炎鵬も在籍する宮城野部屋は、白鵬の感染により1月の初場所を全力士が全休した。

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2021年9月1日のニュース