ワクチン接種の有無は選考基準 ジャガーズのマイヤース監督が最終枠選考で異例の指針

[ 2021年9月1日 12:59 ]

ジャガーズを率いるマイヤー監督(AP)
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 NFLは8月31日までに各チーム最終の53人枠が確定したが、今季からジャガーズを率いているアーバン・マイヤース監督(57)は、最終枠(53人)の“当落”を決める基準のひとつが新型コロナワクチンの接種の有無だったことを明らかにした。

 スポーツ専門局のESPNが報じているもので 同監督はリーグが定める感染防止規定(プロトコル)では未接種の選手は接種した選手に比べ、コロナに感染した場合と濃厚接触者となった場合の両方で復帰までにより多くの時間を要することを理由に、トレント・バークルGMと協議の上で最終枠選考の際にこの“条件”を考慮したと発言。ただし未接種だけを理由にカットした選手はいなかったことも付け加えた。

 8月の段階でNFLのワクチン接種率は93%。米国全体の53%(1回接種は62%)を大幅に上回っている。なおこの発言を受けて、NFLの選手会では事実関係の調査に乗り出している。

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2021年9月1日のニュース