パラ競泳 初出場の21歳窪田幸太が100背で5位 予選から日本新連発もパリパラへ気持ち新た

[ 2021年8月27日 20:13 ]

東京パラリンピック第4日 競泳 ( 東京アクアティクスセンター )

<パラリンピック競泳 男子100メートル背泳ぎ決勝(運動機能障がいS8)>力泳する窪田(撮影・坂田 高浩)
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 男子100メートル背泳ぎ(運動機能障がいS8)では初出場の窪田幸太(日体大)が1分9秒09で5位に入った。同50メートルバタフライ(運動機能障害S5)の16歳、日向楓(宮前ドルフィン)は37秒24で7位。女子50メートル自由形(視覚障がいS11)の石浦智美(伊藤忠丸紅鉄鋼)、同400メートル自由形(視覚障がいS13)の辻内彩野(三菱商事)はともに8位だった。

 21歳の窪田は、予選で出した日本記録を決勝でさらに塗り替えた。世界トップクラスの潜水中のスピードで前半は先頭争いを演じたが、終盤で離され「ラストは気持ちで泳いだ。悔しい結果になったけど5位が今の実力」と受け止めた。優勝者が世界新を出したレベルの高いレースで、「メダルラインだと思っていた7秒台でも届いていない選手がいた」と世界との差を実感。3年後に向け「パリではもっと上が求められる。そこを目指していきたい」と力を込めた。

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2021年8月27日のニュース