三ケ島 3年ぶり首位発進!5アンダーで単独首位も「油断しないように」

[ 2021年8月27日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ニトリ・レディース第1日 ( 2021年8月26日    小樽CC=6775ヤード、パー73 )

訂正<ニトリレディース・初日>8番、笑顔を見せる三ケ島かな(撮影・西尾 大助)
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 ツアー未勝利の三ケ島かな(25=ランテック)が7バーディー、2ボギーの5アンダー、68で回り単独首位発進した。東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(22=都築電気)は3アンダーで2打差の6位につけた。ツアー史上3人目の3週連続優勝を狙う小祝さくら(23=ニトリ)は1アンダーで24位だった。

 ツアー未勝利の三ケ島が18年樋口久子・三菱電機レディース以来、3年ぶりに首位発進した。

 インから出て2アンダーで折り返すと、後半のアウトで長いバーディーパットを次々と決めた。2番で5メートル、3番で15メートルのパットをねじ込んで連続バーディー。6番では7メートルを沈めて、8番では「ほぼ真っすぐで、ちょっとスライス」する18メートルのロングパットを放り込んだ。

 練習日はパットの感触が良くなかった。前日の夜まで目線やアドレスを細かく修正。「これでやってみるか、というのがはまった感じ」と振り返った。

 6年連続6度目の出場となるこの大会とは相性が良い。18年は首位発進して最終的に3位。昨年も3位に入った。難コースといわれる小樽CCにも「今の自分を試されている感じ。気が抜けないホールばかりだけど、いい気持ちで回れる」と好印象を持っている。

 今年6月のヨネックス・レディース、前週のCATレディースでともに2位。初優勝まであと一歩に迫りながら悔しい思いをしてきた。残り3日間に向けて「まだ何が起きるか分からない。油断しないようにしていきたい」と気を引き締めた。(福永 稔彦)

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2021年8月27日のニュース