ゴールボール女子、強敵ブラジルと引き分け「悔しい結果」萩原3得点も後半4失点

[ 2021年8月27日 12:06 ]

東京パラリンピック第4日 ゴールボール女子1次リーグ ( 2021年8月27日    千葉・幕張メッセ )

ブラジルと引き分けに終わり、列になって引き揚げる日本(奥)
Photo By 共同

 2大会ぶりの金メダルを狙う世界ランキング5位の日本は、同3位の強敵ブラジルと4―4で引き分けた。25日の初戦は世界1位のトルコに敗れており、今大会初白星はならなかった。

 前半1分にライトで先発した天摩由貴(マイテック)がゴール右に沈める先制点。天摩が転倒するアクシデントで投入された萩原紀佳(国立障害者リハビリテーションセンター)が同7分に追加点を挙げ、10分にはペナルティースローで3点差に広げた。

 しかし、後半は萩原が3点目を挙げたが、相手のバウンドボールに手を焼いて4失点。引き分けに持ち込まれた。萩原は「勝ちきれる試合だった。悔しい結果」と語り、天摩は「自分たちの弱さが出てしまった。1戦1戦しっかりやるしかない」と必死に切り替えた。

 5カ国で競う各組上位4カ国が決勝トーナメントに進出。D組1分け1敗の日本女子は28日に第3戦で世界ランク4位の米国と対戦する。

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2021年8月27日のニュース