シッティングバレー男子も初戦はストレート負け リベロから転向の田沢6得点

[ 2021年8月27日 16:04 ]

東京パラリンピック第4日 シッティングバレーボール男子1次リーグA組   RPC(1勝) (25―6 25―17 25―15) 日本(1敗) ( 2021年8月27日    幕張メッセ )

 日本―RPC 第2セット、得点を喜ぶ田沢(中央)ら
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 男子日本の初戦はストレート負けだった。19年6月以来の国際大会でパラリンピック初出場の選手も多く、「普段、練習では声を出している選手も声が出てなくて、笑顔もなかった」(柳昂志主将)第1セットはチーム全体が硬く、わずか6点のみ。RPC(ロシア・パラリンピック委員会)に7本のブロックを許した。第2セット以降は中盤までリードや競り合う場面も見られたが、最後は力負けした。

 チーム最多6得点の田沢隼(28=千葉パイレーツ)は「負けてしまって悔しいのひと言」と切り出した。元々はリベロだったが、「レシーブ力を生かすにはずっとコートにいた方がいい」(久保佳大監督)と19年秋からスパイカーに転向。試合でスパイクを打つのは中学校以来と明かし、「スパイクを打ち始めて初の国際大会なので、自分が点数取ることでチームをもっと鼓舞できればよかった」と話した。エジプトとの1次リーグ2戦目(29日)へ向け「ロシア(RPC)の速い攻撃にブロックフォーメーションが機能しなかった。レシーブフォーメーションがもっとチームで機能するように調整していきたい」と課題を口にした。

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2021年8月27日のニュース