NFLのワクチン接種率は93% リーグ側はワクチン接種の義務化を要求

[ 2021年8月27日 10:16 ]

キャンプでトレーニングを重ねるバッカニアーズのQBブレイディー(AP)
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 開幕を目前に控えているNFLは26日、選手のワクチン接種率が93%に達したことを明らかにした上で、コーチやスタッフを含めて今季はそのワクチン接種を義務化したい方針を表明。さらに検査方法の変更についても言及した。

 ワクチン未接種の選手に対しては毎日検査を行うことになっているが、変更するのはワクチン接種済みの選手。現時点で14日に1回の検査を行っているが、これを7日ごとに行う規約変更を選手会に対して申し出た。

 しかし選手会側はワクチン接種の義務化には反対。その一方で接種済みの選手であっても検査は毎日実施するように求めており、リーグ側とは対立している。

 8月1日から21日までNFLで実施された新型コロナウイルスの検査(7190回)で陽性反応を示したのは68人。陽性率は0・95%と米国内の一般的な数値と比較すると大幅に低くなっている。

 なお今季のNFLは9月9日のバッカニアーズ対カウボーイズ戦で開幕。レギュラーシーズンの試合数は従来の16試合から17試合に変更される。

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