瀬古利彦氏が推測 大迫傑の今後はケニアで指導者?「そういうものをしたいんだと思う」

[ 2021年8月23日 14:35 ]

瀬古利彦氏
Photo By スポニチ

 日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(65)が23日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)にゲスト出演し、東京五輪を最後に現役引退を表明した男子マラソンの大迫傑(30=ナイキ)の今後について推測した。

 アフリカ勢に対抗する今後の日本マラソン界の強化案として、演出家でタレントのテリー伊藤(71)が瀬古リーダーの母校の早大を引き合いに、「たとえば早稲田大学が、ケニア校舎みたいなのを作って、1年か2年か(留学をさせる)…」と奇抜な提案。すると、瀬古リーダーは「それをしようとしているのが大迫君じゃないかな?」と答えた。

 大迫は競技生活に区切りを付けた後、指導者として次世代の育成を目指すとみられている。瀬古リーダーは「たぶんね。そういうものをしたいんだと思っています。向こうで。ケニアで」と大迫の今後の行く末を予想した。

 壮大なプロジェクトとなれば当然、莫大な資金がかかる。テリーが「大迫さん、お金大変じゃないですか?日本陸連とかJOCあたりがお金を援助することはできるんですか?」と尋ねると、瀬古リーダーは「いいことなら、してあげるのもいいのかな」と話しつつも、「大迫、今2億円持ってますからね」と、大迫が2度の日本記録更新で得た報奨金2億円を持ち出して笑わせた。

 パーソナリティーのフリーアナウンサー垣花正(49)が「使ってるかもしれないですよ?」とツッコミを入れると、瀬古リーダーは「いやいや、あいつは使ってない。いつもおごるのは僕ですから。僕は持ってないけど、大迫の方が持ってますね」とジョークを連発した。

続きを表示

2021年8月23日のニュース