東京パラ参加選手団は162 5カ国・地域が初参加 史上最多12年ロンドンに2つ足りず

[ 2021年8月23日 22:46 ]

お台場海浜公園の海上に到着したパラリンピックのシンボルマーク「スリー・アギトス」
Photo By スポニチ

 国際パラリンピック(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長は23日に東京・有明のメーンプレスセンターで会見し、24日開幕の東京パラリンピックに162の選手団が参加すると公表した。161の各国・地域選手団に難民選手団が加わる。16年リオデジャネイロ大会の159を上回り、史上最多だった2012年ロンドン大会の164を2つ下回った。

 IPCのクレイグ・スペンス広報部長によると、初参加はブータン、グレナダ、モルジブ、パラグアイ、セントビンセント・グレナディーンの5NPC(各国・地域パラリンピック委員会)。21のNPCが不参加で、コモロ、ジブチ、セイシェル、スーダンの4NPCは出場停止、アンドラ、アンチグア・バーブーダ、リヒテンシュタイン、サンマリノの4MPCは参加選手なし、キリバス、サモア、トンガ、バヌアツの4NPCが新型コロナウイルスの影響による渡航制限、ブルネイ、北朝鮮、トルクメニスタン、東ティモールの4NPCが政府方針または政府の支援不足、政情不安のアフガニスタン、ミャンマー、トリニダード・トバゴの3NPCがその他の理由、マカオ、スリナムの2NPCが選手の意思による不参加だという。

 パーソンズ会長は「ここまでの18カ月は、パラリンピックムーブメントに参加する皆さんにとって大変苦しい状況でありました。アスリートの大会への参加を実現させるべく準備してきた各国パラリンピック委員会は称賛に値します」とコメントした。

続きを表示

2021年8月23日のニュース