五輪入賞って表彰状がもらえるの？アーチェリー山内梓の“勲章”に興味集中

東京五輪のアーチェリー女子代表の山内梓は団体5位入賞の表彰を披露した
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　東京五輪のアーチェリー女子団体で5位入賞をした山内梓（22＝近大職）が23日、東大阪市役所を訪問し、スポーツ表彰を授与された。この日は、5位入賞の表彰状を持参。メダルのように認知されていない「勲章」にはIOCのバッハ会長、東京五輪パラリンピック組織委員会の橋本会長のサインが記されており、市の関係者や報道陣の興味の的になった。

　山内は、大会後すぐに表彰状を渡されたという。山内を指導する00年シドニー五輪男子団体金メダルの金清キムチョンテ泰コーチ（韓国）によると、入賞の表彰は数カ月後に郵送されるそうで、「すぐに渡されるのは珍しい。日本だから準備をしているのでは」と推測した。

　山内は五輪の戦いも振り返った。ランキングラウンドで日本人トップの成績を収めて、大会の好スタートを切った。しかし、トーナメント戦では「いつもの打ち方ができなかった」と初出場ならではの精神的な苦しみも味わった。24年パリ五輪へ「成長してリベンジしたい」と活躍を誓った。