ロコ・ソラーレ、4年ぶりV逃す 藤沢は手応え「いい経験ができた大会」

[ 2021年8月23日 05:30 ]

富士急に敗れたロコ・ソラーレの藤沢ら(C)どうぎんカーリングクラシック2021
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 カーリングのどうぎんクラシック最終日は22日、札幌市内で行われ、女子で18年平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレは、4年ぶりの優勝を逃した。

 富士急との決勝は4―5で惜敗したが、スキップの藤沢五月(30)は「いい経験ができた大会だった」と明るい表情を浮かべた。第5エンド終了時点で1―4と3点リードを許したものの、巻き返して同点で最終第8エンドに突入。大会前からビハインドの状況での精神面を課題にしていたため、「最後、タイに持っていけたのは一つの成長」と手応えを強調した。

 22年北京五輪に向け、来月には北海道銀行との代表決定戦(稚内)に臨む。「しっかり修正して迎えられたらいい」と決戦を見据えていた。

 ≪コンサドーレV≫男子はコンサドーレが決勝でTM軽井沢を7―2で下した。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止。19年大会に続く“連覇”を達成し、リードの阿部は「優勝は気分がいい。チームとしてもいいスタートが切れた」と胸を張った。22年北京五輪の出場権を目指し、12月の世界最終予選に臨む。今大会は隙のない戦いを続けただけに、スキップの松村は「競っている時、負け始めた時にどうするか」と課題を挙げた。

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2021年8月23日のニュース