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躍進支えるバスケ協会・東野技術委員長 2度も死の危険に直面「生かされた命ささげたい」

[ 2021年8月9日 05:30 ]

東京五輪第17日 バスケットボール女子決勝戦   日本75-90米国 ( 2021年8月8日    さいたまスーパーアリーナ )

日本バスケットボール協会の東野智弥技術委員長

 バスケットボールは5人制女子、3人制男女の3種目で決勝トーナメントに進出。近年の躍進は日本協会の東野智弥技術委員長(50)の存在なくして語れない。16年5月に就任。全カテゴリーの監督招へいやマッチメークを手掛け、3人制と5人制の連携強化、屋外開催の3人制の暑熱対策などを主導した。大会中は5人制女子のシューティング練習に付き合うなど現場との距離も近く、選手からの信頼も厚い。

 2度も死を間近に感じた経験がある。99年7月の全日空61便ハイジャック事件の飛行機に搭乗し、人質1人が死亡した現場に直面。95年3月の地下鉄サリン事件では乗車した1本後ろの電車で猛毒が散布された。東野技術委員長は「ハイジャックの時は飛行機が乱高下して、家のベランダに干してあった洗濯物が目の前に見えました。サリン事件の日はたまたま5分ほど家を早く出たので助かりました。生かされた命をバスケにささげたい」と語る。現役時代の愛称はクラッシャー。銀メダル獲得で世界の壁をぶち壊した。

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