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飛び込み界の“レジェンド”寺内健 メダル獲れずコーチに謝罪するも、グッとくる一言に感謝感激

[ 2021年8月9日 20:12 ]

<東京五輪 飛び込み 男子板飛び込み決勝>馬淵コーチ(右)と笑顔で記念撮影を行う寺内健(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 競泳・男子飛び込みの寺内健(41=ミキハウス)が9日、カンテレ「報道ランナー」(月~金曜後4・45)に生出演。夏季五輪の日本人最多タイ6度目の出場となった東京五輪を振り返った。

 寺内は男子板飛び込みで12位。男子シンクロ板飛び込みでは、12歳下の坂井丞と見事な同調性を見せて5位入賞を果たした。さらに、板飛び込みの最終演技が終わった直後に、会場内で世界各国の選手や関係者らがスタンディングオベーションで祝福したほど、飛び込み界ではレジェンドの存在だ。だが、寺内はそれ以上に申し訳ない気持ちでいっぱいに。「コーチにメダルをかけてあげたかったのが一番でしたので『すみません』という思いで」と、演技直後に馬淵崇英コーチ(57)に謝罪したという。

 ところが馬淵コーチからは「いや、よく頑張ったよ。この拍手がお前が頑張ってきた評価なんだよ」と伝えられ、寺内は「感謝の気持ちしかなかったです」と込み上げてくるものをこらえるのに必死だったという。

 同コーチには、小学5年生のときから師事。寺内は北京五輪後の09年に一度は引退するも、10年に現役復帰し、再び師弟関係となった。そんな同コーチについては「13歳のときは鬼コーチだったんですけど、試合を重ねるごとに信頼関係が強くなった」とし、今回こそは日本飛び込み界初のメダル獲得で恩返しをする意向だった。それだけに「僕はメダルをコーチに掛けてあげられなかった思いが強かったので、コーチからの言葉は感謝の思いでいっぱいです」と、率直な思いを口にした。

 寺内は3年後のパリ五輪へ向けても前向きな姿勢。「もし出たら、温かく見守って、オジさんアスリートを応援してほしいなと思います」と話し、今度こそ馬淵コーチの首にメダルを掛けるつもりだ。

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