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女子バスケ・ホーバス監督 NBAでの苦い経験を経て、コミニュケーションの重要性学んだ

[ 2021年8月9日 05:30 ]

東京五輪第17日 バスケットボール女子決勝戦   日本75-90米国 ( 2021年8月8日    さいたまスーパーアリーナ )

現役時代の94年、NBAホークスに挑戦(撮影・奥田 秀樹)
Photo By 提供写真

 【奥田秀樹通信員が見た現役時代のホーバス監督】94年秋。NBAホークスのキャンプの招待選手だった27歳のホーバスを、現地アトランタで取材した。4年連続日本リーグ得点王に輝いたトヨタ自動車を去っての挑戦。日当はわずか60ドル(約6000円)だった。

 大学卒業後のロケッツのキャンプ参加時はオープン戦3試合で解雇され、一時は引退も考えた。ポルトガルでの1シーズンを経て90年に来日。「プレーの幅が広がり、よりバスケットボールを理解できるようになり、楽しめるようになった」。大きな転機となった。

 2度目の挑戦では開幕メンバーに残ったものの、公式戦出場は2試合。補強した選手の枠を空けるため、解雇された。「つらいのはコーチが良いとも悪いとも言ってくれなかったこと。どう思っているか分からなかった」。NBAでの苦い経験を経て、コミュニケーションの重要性を学んだのではないか。監督としては通訳を置かず、自らの日本語を駆使して向き合い、選手の潜在能力を存分に引き出した。27歳で味わった母国での挫折から27年後の快挙。不思議な巡り合わせを感じずにはいられない。

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