サーフィン五輪初代金へ 五十嵐「準備できている」、スピード求め体重3キロ絞った

[ 2021年7月19日 05:30 ]

リモート取材に応じた東京五輪サーフィン日本代表の五十嵐カノア
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 東京五輪で初めて実施されるサーフィンの日本代表「波乗りジャパン」の五十嵐カノア(23=木下グループ)が18日、リモート取材に応じ、本番へ「今までの中で、一番調子が良い。もう準備はできている」と順調ぶりをアピールした。

 夢舞台でもルーティンを貫く。日本特有の小さな波に合わせ、持参する板を12枚に厳選。当初は19枚ほどの予定だったが、普段参戦しているチャンピオンシップツアー(CT)の際と同じ枚数を選択した。「いつも通りのサーフィンを、自信を持ってやれば大丈夫」。バッグや衣服も、これまでと同じものにこだわった。

 体重は五輪仕様に変えた。小さな波に対して「速いサーフィン」を意識し、体重は80キロから約3キロ減。「スピードが出るように少なくした」と狙いを語った。全ては初代金メダリストになるため。23歳のサーファーは「100%の力を出せば、獲ることができる」と自信をのぞかせた。

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2021年7月19日のニュース