五輪バスケ男子展望 8強へ強豪ぞろいC組で「まず1勝」、初戦スペインは19年W杯覇者

[ 2021年7月19日 05:30 ]

バスケットボール男子国際強化試合   日本81―75フランス ( 2021年7月18日    さいたま市・サイデン化学アリーナ )

<日本・フランス>第3クオーター、NBA最優秀守備選手のゴベール(左)が待ち構えるゴール下へ攻め込む渡辺雄
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 日本の入るC組は強豪がそろう。初戦のスペインは19年W杯の覇者。リッキー・ルビオ(30=ティンバーウルブズ)、マーク・ガソル(36=レーカーズ)らNBA選手が名を連ねる。08年北京五輪、12年ロンドン五輪で銀、16年リオ五輪は銅を獲得した。

 第2戦のスロベニアは今月初旬の五輪最終予選を突破して初の出場権を獲得した。ルカ・ドンチッチ(22=マーベリックス)は世界屈指のオールラウンダー。18~19年にNBA新人王を獲得し、19~20、20~21年と2年連続オールスターに出場するスター選手だ。

 第3戦のアルゼンチンは19年W杯で準V。04年アテネ五輪では金を獲得した。五輪前の強化試合はオーストラリア、ナイジェリア、米国に3連敗したが、ファクンド・カンパッソ(30=ナゲッツ)ら実力者ぞろい。日本のラマス監督には母国との対戦となる。

 1次リーグは12チームが3組に分かれ、各組の2位以内と3位の上位2チームの計8チームが決勝トーナメントに進出。日本協会の東野技術委員長は「まずは1勝。そうすれば8強入りの可能性もある」と目標を掲げる。

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