ママ寺田 女子100障害今季2度目の日本新!参加標準あと0秒03「こんなにうれしくないの初めて」

[ 2021年6月2日 05:30 ]

陸上 木南道孝記念 ( 2021年6月1日    大阪市・ヤンマースタジアム長居 )

女子100メートル障害予選で12秒87の日本新記録をマークした寺田明日香(撮影・北條 貴史)
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 女子100メートル障害の予選で、ママさんハードラーの寺田明日香(31=ジャパンクリエイト)が4月に自身が出した日本記録を0秒09更新する12秒87(追い風0・6メートル)をマークした。東京五輪の参加標準記録にあと0秒03と迫り、決勝も12秒89(追い風0・3メートル)の好記録で優勝。初の五輪出場が視界に入ってきた。

 寺田の勢いが止まらない。4月に出した12秒96の日本記録を予選で更新。頭の上下動が少ない滑らかな動きで次々とハードルを越え、12秒87を叩き出した。決勝も12秒89の好記録。それでも東京五輪参加標準記録の12秒84をクリアできず、「こんなにうれしくない日本記録は初めて」と悔しがった。

 今季だけで2度目、6年ぶりに現役復帰した19年からは実に4度目の日本記録。その要因を「一回やめたのが大きい」と語る。結婚、出産、7人制ラグビーを経験したことで、「ずっと陸上をしていると0秒01の重みを凄く感じる。0秒1ぐらい、えいってやれば済むじゃん、と思えるようになったのは、タイムという世界から離れたから」と自己分析した。取り組みも180度変わった。体が重くなることを恐れ、筋トレを重視しなかったのは過去の話。今は「やった分だけ体は成長する」と体づくりに励む。

 仮に参加標準記録を突破できなくても、日本選手権で3位以内に入れば、現在47位の世界ランキングで代表入りする可能性もある。小1の長女・果緒ちゃんは、一緒に日本記録の記念撮影ができなかった。しかし、この調子ならば、チャンスは近いうちに訪れそうだ。

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