山本篤、ワクチン接種は「ボクたちが打たなかったから国民に打ってもらえるのか」

[ 2021年5月11日 20:11 ]

パラ陸上・東京パラリンピックテスト大会 ( 2021年5月11日    東京・国立競技場 )

<パラ陸上テスト大会>男子走り幅跳び(T63)、力強い跳躍を見せる山本篤(撮影・木村 揚輔)
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 16年リオデジャネイロ・パラリンピック男子走り幅跳び(義足T63)銀メダルで、東京パラに内定している山本篤(39=新日本住設)は本番開催に向けて心境を語った。

 本番まで残り105日に迫るが、世間では大会開催を危ぶむ声もある。陸上の東京五輪テスト大会が実施された9日には国立競技場の周辺で東京五輪パラリンピック開催の中止を求めるデモ行進が行われた。緊急事態宣言も延長され、練習環境が制限されるなどアスリートには逆風が吹いている。

 山本は「やるなっていう人たちの気持ちも分からなくもない」としたうえで、「自分たちの気持ちとしては、やる前提でトレーニングを継続していかないといけない」。また、IOCが東京五輪とパラリンピックの参加選手団に新型コロナワクチンを提供することについても考えを語った。現在、東京パラリンピック出場が決まっている選手たちへワクチン接種の希望調査書が届いているという。「選手として多くの場所に動く可能性がるので、無症状でいろんなところに行ってしまって感染させてしまう可能性があるのであれば、受けた方がいいのかなって思う」と話す一方で、「アトピーがあって、その薬を飲んで発疹が出たりするので怖くて悩んでいる」と副反応のリスクを指摘した。

 続けて「早く国民の皆さんに届いてほしいというのはある」としたうえで、「ボクたちが打たなかったら国民に打ってもらえるのか。そうでなければむしろボクたちは打った方がいいのかなって思う」とコメント。「ボクたちが打たないことによって国民の皆さんに先に打ってもらえるならいいけど、それが別枠であれば移動のリスクを考えてボクたちが打つべきなのかなって悩んでいる」と率直な思いを打ち明けた。

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