新スポーツ デジタルチャンバラ「SASSEN」の魅力とは スマホ活用、コスプレOK

[ 2021年5月11日 10:15 ]

スマートフォンなどITを活用したデジタルチャンバラのSASSEN(一般社団法人 全日本サッセン協会提供)
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 福岡県北九州市が発祥の新スポーツ「SASSEN」(サッセン)が今、注目を集めている。スマートフォンなどITを活用したデジタルチャンバラで2015年に誕生。年齢問わず、どんな場所でもできる生涯スポーツとして普及を目指している。一般社団法人 全日本サッセン協会の本村隆馬代表(30)にその魅力を聞いた。

 向かい合った両者の手には刀に見立てた青く光る全長65センチの棒がある。決闘の舞台は5メートル×7メートルという限られたエリア。体をくねらせる人、態勢を低くして構える人などスタイルはさまざま。ヒットすれば効果音が鳴るとともに棒が青から赤に変化する。

 剣豪になった気分が味わえるのが「SASSEN」の魅力だ。制限時間60秒までに2本先取か、本数が多い方が勝利となるのがルールだ。1試合5打までとむやみには打てないため、普及に努めている本村代表は「駆け引きが必要で頭脳戦が楽しめます」と話す。

 ヒントとなったのは宮本武蔵と佐々木小次郎が対決した「巌流島の戦い」。風を切るさまを表した「颯然(さつぜん)」と宮本武蔵の二天一流剣術にある「指先(さっせん)」から命名した。ポリエチレン製の「SASSEN刀」には衝撃に反応するセンサーが付いていて、攻撃が成功すると専用のスマートフォンアプリ(無料)が判定する。現在は1試合5打までというルールを審判が判定しているが、本村代表は「SASSEN刀に加速度センサーを付けて自動化させたい」とさらなる進化を描いている。

 テレビ番組で人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が体験するなどして、知名度は着実に上昇中だ。「鬼滅の刃」や「スター・ウォーズ」を連想させる新スポーツらしく、サブカルチャーの聖地である東京・秋葉原では月2回のペースで関東大会と体験イベントが開催されている。女性の参加者も3割ほどおり、本村代表は「格好は自由なので、忍者の衣装とか、コスプレとも相性がいいと思います」と話した。

 新型コロナウイルスの影響もあり、発祥の地である北九州でまだ大会を開催できていない。本村代表は「(大会を)ぜひつくりたいし盛り上げたい。全国大会もつくりたい」とさらなる普及を目指している。

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